「善良な入居者ファースト」の姿勢が不動産管理には必要！

こんにちは、ジェット谷です。

日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。

日本人ファーストを掲げ、多くの支持を集めた参政党の神谷代表。神谷代表の主張は「差別的だ」といった声も少なくなく、参議院選挙では賛否が分かれました。

ただ、私自身が現実の不動産管理を通じて感じるのは、「日本人ファースト」という言葉を額面通りに“差別”と捉えるのではなく、“守るべきものを明確にする姿勢”として受け取るべきではないかということです。

現実の賃貸管理の現場では、きれいごとでは通用しません。入居者間のトラブルを未然に防ぎ、健全な住環境を維持するには「善良な入居者ファースト」の視点が欠かせません。国籍を問わず、規約を守らない人がいれば、適切に対応しなければならないのです。

実際、価値観が大きく異なり、民度の差を感じるような中国人との共生が現実的には難しいと感じるケースがあるのも事実です。

こういうことを指摘すると言葉だけを切り取りして、直ぐに騒ぎ出す方がいますが、本稿では低次元のやり取りはしません。

しかし、私達の物件でも中国人の方が住んでいます。「（前記の）同じ中国人とは一緒には住めない」と言って、私達を選ばれた方ばかりです。彼らは非常に礼儀正しく、規則を守る方々です。ここで大事なのは、国籍ではなく、価値観が共有できて行動ができるの意味であり、それに基づく入居者管理が必要ということです。

今、カンボジアの物件のほとんどが中国資本で建てられた物件です。

中国物件で完成後、日系の管理会社が「日本の品質」で運営すると言っていても、元が中国企業ならば、どこまでその言葉を実行できるのか、私は懸念を抱いています。批判ではなく、あくまで現場目線での危惧です。

※上記日系企業の方で、もし本投稿をご覧になってご相談があればいつでも先発企業としての私達のご意見等いつでもご対応させて頂きます。

日本のように借地借家法で賃借人が強く保護されている国では、不良入居者を簡単に追い出すことはできません。ですが、カンボジアにはそういった法的障壁がないため、適切な管理体制があれば、迅速に対応できます。

私たちの物件では、規約を順守できない方には厳しく退去を求める対応を取っています。その実行力が、「善良な入居者に安心を提供する」「物件の資産価値を下げない」という本質につながっています。これは、「谷さんだからできている」の声を多く頂いて有難いですが、私個人の力ではなく、共通の価値観を持ったスタッフの努力があってこそ成し得ています。

「不良中国人入居者」に厳しく対応できているのは、現状カンボジアでは私達だけだと思いますし、そのように評価を受けています。

カンボジアは階級意識の強い社会です。立場の上下で意見が言いづらいという文化もあるため、厳格な管理を行うのは決して容易ではありません。ですが、放置すれば“チャイナタウン化”は避けられないでしょう。横浜や神戸の観光地としてのチャイナタウンとはまったく異なる意味での“無秩序化”が進む恐れがあります。

資産価値を守り、安心して暮らせる空間を提供するために、私たちはこれからも「善良な入居者ファースト」の姿勢を貫いてまいります。