こんにちは、ジェット谷です。
日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。
本日8月15日は、日本にとって「終戦の日」です。
先の大戦で亡くなられた多くの方々に、心より哀悼の意を表します。
昨日、全体ミーティングで私が話す前にノートを見返していたとき、「8月14日」という日付が目に入りました。
「明日は終戦の日だな」
そう思い、予定していたわけではありませんが、ミーティングの冒頭でこの話をしました。
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81年前、日本は戦争に敗れました。
多くの尊い命が失われ、日本の多くの都市も焦土となりました。
当時、多くの国民は政府や軍から発表される情報を頼りにするしかなく、実際の戦況を正確に知ることは困難でした。
もちろん、歴史を後から振り返って「あのときこうすればよかった」と言うことは簡単です。
しかし私は、もし当時の人々が、より正確な情報を共有できていたら、違う判断や選択ができたら、あんな酷い負け方は無かったのではと思うことがあります。
「正しい情報を共有することの大切さ」
です。
これは会社でも同じです。
私たちが全体ミーティングを行う理由の一つも、会社が今どのような状況にあるのかを、スタッフの皆さんに正しく知ってもらうためです。
現在進行中の私たちのプロジェクトは、あとわずかで完売というところまで来ています。
一方で、今月の販売実績は、現時点ではまだ目標値に達していません。
決して「すべて順調です」と言える状況ではありません。
だからこそ、良い数字も悪い数字も隠さず、スタッフの皆さんやお客様にできる限り正確な数字を伝えるようにしています。
正しい情報があって初めて、「では、今何をすべきなのか」を考えることができます。
それを考えるのは、社長である私だけでなく、スタッフ一人ひとりが現状を理解し、それぞれの職務の中で「今、自分は何をすべきなのか」を考える。それが組織として非常に大切なことだと思っています。
今日の全体ミーティングでは、いつものように、スタッフ個人のミスや問題を、皆さんの前で本人に指摘します。
しかし、いつも話している通り、これは誰かをみんなの前で晒したり、責めたりすることが目的ではありません。
一つの問題を組織全体で共有することで、他のスタッフが同じ過ちを繰り返さないためです。
失敗を個人だけの経験で終わらせず、組織全体の経験にする。
そのための情報共有です。
先日、ある日本人経営者と話す機会がありました。
その方から、「カンボジア人スタッフは物覚えが悪いから、ミスに対して罰則を設けている」という趣旨の話を聞き、私は非常に驚きました。
その日の夜、布団の中で何度もその話が頭をよぎりました。翌朝、会社に来てすぐ副社長に聞きました。
「私たちの会社は、スタッフのミスに対して何かペナルティを設けている?」
「何もありません」
即答でした。
そうだろう。それを聞いて安心しました。
私たちのスタッフは、本当によく働いてくれています。
「これができなかった」
「あれを失敗した」
そのたびに罰を与えるような会社ではありません。
もちろん、なぜその会社が罰則を必要としているのか、その事情を私はすべて知っているわけではありません。会社にはそれぞれの考え方があります。
しかし、同じカンボジアで経営する日系企業でも、考え方はこれほど違うのだと改めて感じました。
私は、私たちのスタッフを勤勉で優秀な人たちだと思っています。
今回、ミーティングで指摘されたスタッフについても同じです。彼は非常に優秀で、普段からしっかり仕事をしてくれています。今回の問題そのものは、決して大きなものではありません。
しかし、些細なミスだからこそ、そこに少しの慢心や油断がありました。
小さな慢心や油断は、最初は何でもないことに見えます。しかし、それを放置すれば、やがて大きな失敗につながることがあります。そして場合によっては、一人の失敗が会社や組織全体を危機に追い込むことさえあります。
戦争の歴史を振り返っても、日本は優勢でしたが、当初の成功で慢心、油断が大きな失敗に繋がり敗戦に向かっていきました。
社長である私だけでなく、皆さんも慢心、油断を気を付けなければなりません。
慢心せず、油断せず、正しい情報を共有しながら、今日もそれぞれの仕事に取り組んでいきましょう。
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