こんにちは、ジェット谷です。
日本とカンボジアの両国でビジネスを行っているジェット谷が、現地カンボジアから最新情報をお届けするブログです。
今のプノンペンの不動産環境を、ある意味とてもよく表している現象だと思います。
「日本語できる人、募集しています!」
カンボジアの不動産会社の求人広告です。
これを見て、
「私、少しだけ日本語できますが。どちらに履歴書を送れば良いでしょうか?(笑)」
と冗談でコメントしようと思いました。
が、いやいや。
本当に日本語人材が必要になっての真面目な求人です。
茶化すのはやめておこうと、コメントする手前で踏みとどまりました(笑)。
この不動産会社は、いつもお世話になっているカンボジア人女性社長の会社です。
現在、プノンペン中心地のBKK1で2店舗を営業。
さらに今月? 来月だったかな? BKK1にもう1店舗オープンする予定です。
彼女はもともと大手欧州系不動産会社で役員まで務めた方で、一昨年独立しました。
売買、賃貸、管理。
この3つをしっかりこなせる、いわば不動産のスーパーキャリアです。
「売買、賃貸、管理の3本柱をやっています。全部できます」
そういう不動産会社はたくさんあります。
ただ実際には、どうしても得意分野に偏ってしまうことが多い。
売買には強いけれど管理は……。
賃貸には強いけれど売買は……。
ということは珍しくありません。
彼女は、その3つをきちんとこなしています。
カンボジア人が経営する不動産会社ですが、お客様はインターナショナル。
彼女自身、クメール語と英語が堪能です。
フランス語はどうだったかな?
私も不動産について相談を受けた際、
「一度、彼女のところへ行ってみてください」
と紹介することがあります。
そして、紹介した方々からの評判が良い。
皆さんが共通しておっしゃるのが、
「仕事が早い」
と喜んで頂けることです。紹介した私もそういう声が返ってくると嬉しいです。安心して紹介ができます。
「仕事が早い」これ、本当に大切なことです。
仕事を早く処理するには、それだけの知識と経験、判断力がなければできません。
もう一つよく聞くのが、
「仕事やクライアントに対して誠実」
という声です。
誠実さ。
これも本当に大切なことです。
日系だから安心。
日系ではないから不安。
そんな単純な話ではないと思います。
なぜ私が彼女を評価しているのか、その具体的な話については、私は彼女の営業マンではありませんので、ここでは控えておきます。
ただ、私や私達からの紹介だけではなく、日本人からの相談自体が増えている、という話は以前から耳にしていました。
実際、私達が関わっているJタワー3の販売でも、日本人女性の方が日系販売会社を通さず、彼女に直接通じて売買に至った例が何件かあります。
では、彼女は日本語ができるのか?
できません(笑)。
クメール語と英語は堪能ですが、日本語は話せません。
私と会うといつも、
「谷さん、こんにちは!」
と言ってくれます。
でも、考えてみれば、それ以上の日本語を聞いたことがありません(笑)。
ですから、日本人の皆さんが英語ができる訳ではないと思いますので、日本人のお客様には翻訳ソフトやアプリなどを使って対応している、と聞いていました。
それがとうとう、翻訳アプリだけでは対応が厳しくなってきた。
それくらい日本人のお客様や問い合わせが増えてきた、ということなのでしょう。
そして今回、
「日本語できる人、募集しています!」
という求人広告につながった。
私はこの広告を見て、単なる「求人」の話ではなく、今のプノンペン不動産市場の一つの変化を感じました。
日本人がカンボジアで不動産を購入する。
賃貸する。
所有物件を管理してもらう。
その相談先が、必ずしも「日系不動産会社」だけではなくなってきている。
言葉の壁があっても、仕事が早い。
対応が誠実。
そして結果を出してくれる。
そうした会社であれば、日本人のお客様も選ぶようになってきた。
そして日本人のお客様が増えた結果、今度はカンボジアの不動産会社側が日本語人材を必要とするようになった。
これはなかなか興味深い変化だと思います。
不動産投資でも、その後の賃貸や物件管理でも、現地で誰と組むか、誰に任せるか。
パートナー選びは本当に大切です。
特に海外不動産投資では、購入して終わりではありません。
購入後は物件の管理、賃貸、入居者への対応、修繕、そして将来の売却など、さまざまなことが出てきます。
しかも自分自身は遠く離れた海外にいる。
だからこそ、購入後は現地の人をほぼ100%に近いくらい信頼し、任せなければならないことが本当に多いです。
言ってしまえば、海外不動産投資は「物件を選ぶこと」と同じくらい、「誰を信頼して任せるか」が大切なのだと思います。
私は彼女をお勧めすることもありますし、実際に紹介もしています。
ただし、最終的に誰を選ぶかは、もちろん皆様自身の判断です。
今回書きたかったのは、「この会社がお勧めです」という宣伝ではありません。
「日本語人材を募集するカンボジアの不動産会社が出てきた」
その背景にあるものです。
今、プノンペンの不動産市場で何が起きているのか。
その現在の環境を知っていただく、一つの情報になればと思い書きました。
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