こんにちは、ジェット谷です。
日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。
『勝因』を考えるです。
『欠点を過大評価する敵を持つほど自己の人生にとってたくまざる強みとなる』
ゴッド・ファーザーより
敵がこちらを弱いと見くびってくれること程、幸運なことはなく、勝つことにつながるということです。
空手で子供たちを指導していた時、試合後、
「勝つに理由はなし、負けるに理由があり」といつも言っていました。
勝ったというよりも相手が負けてくれたがほとんどでした。
勝因への戦前は、
「対戦相手を過大評価して想像しています。めちゃくちゃ過大評価して、それをどう攻略していくか。今はそのイメージトレーニングをしているところです」
世界スーパーバンタム級統一王者 井上尚弥氏です。
27戦負けなし、2階級4団体統一王者の勝因はここにありです。
戦後、平時から勝因を見てみます。

『平素の鍛錬につとめ戦わずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安んずる者より直ちに之を奪う。
古人曰く、勝って兜の緒を締めよ』
連合艦隊解散の辞と呼ばれ、1905年、日露戦争終結後に連合艦隊を解散するにあたっての東郷平八郎の訓示で、連合艦隊参謀、秋山真之が起草したものです。日露戦争において連合艦隊の参謀に抜擢され作戦面の全てを任されます。真之の作戦は見事にはまり、連合艦隊はロシア艦隊を全滅させます。
しかし、真之は一切奢ることなく、勝利を収めた後、連合艦隊が解散する際に全兵士に送った最後の指令が冒頭の連合艦隊解散の辞です。
当時のアメリカ大統領のルーズベルトも感銘を受けて英訳しています。
残念ながら、連合艦隊解散の辞における真之の理念は、太平洋戦争時の日本軍には引き継がれなかったと言わざるをえません。
古人曰く、勝って兜の緒を締めよ
勝因に至る日々、平素で重要なものは、
『戦略、作戦計画を絶えず見直して』
小野田 寛郎氏 旧陸軍少尉。
太平洋戦争が終わった後もフィリピンのジャングルに潜み、戦後29年目に生還した小野田氏が、戦後のインタビューで語っていたことです。
29年間の日々は、意志の強さに支えられた弛まない緊張感、慎重な行動なくしては、小野田氏の勝利(私は小野田氏の戦いの勝利と考えています)はなかったでしょう。
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至言たちです。
ありがとうございました。