2025年3月28日に発生したミャンマーM7.7大地震、タイバンコク地震です。
地震が少ないタイバンコクの発生もあって一時パニック状態のようでした。
まだ余震が続くようですので、くれぐれもお気を付けください。
ミャンマーやタイ北部は活断層がいくつも走っていますので地震発生地帯ですが、
1000km離れたバンコクまで震度3~5?の揺れがあったのは驚きです。
カンボジアでも北部ラタナキリで震度1くらいの揺れが確認されているようです。
カンボジアは200年前にモンドルキリで震度2の地震があったことが記録されています。
今回の地震のメカニズムに関してはまだ発表が無いので、否そもそも同地域で地震の研究がされているのか、記録が取られているのか分かりませんから公表されるかどうか分かりません。
地震の経験が少なかったタイ国民がパニックになったのは、地震を想定した避難訓練等も無かったと思います。
『神戸には地震がない。あれば世の終わりだ』と1995年の阪神淡路震災の前は、私達神戸市民は真面目にそのように言っていました。
しかし、震災後、改めて地震歴史検証をしますと1200年くらい前にも大震災がありました。
地震が無いと思うよりも地震が無かったのか過去歴史検証をすべきではと思います。
さてメカニズムの検証を待つとして
最初動画を見た時は建物の爆破解体工事かと思いました。
建設中とはいえ、あまりにも脆過ぎます。
おそらく、カンボジアでも見かける梁が無い建物だと思います。
それだけが原因ではないとは思いますが、おそらくそうでしょう。
横揺れ等に全く抵抗力がない建物です。
柱に梁を付けることで横揺れきしみを防ぎます。
『カンボジアは地震がないから必要ないんだよ』とよく聞いたことがあります。
地震が無くても何だかの衝撃で震度1~3くらいの揺れは想定しておかないとと、何度も話したことがあります。削除された旧カンボジア不動産ブログや前著『実録・勝つためのカンボジア投資』にもこのことには触れてあります。
梁を施工しないのは、コストダウン、工期短縮が目的です。
でもそこを省いたらいけないだろうと思います。
今回崩壊した建物も外壁や内壁の工事が完了していれば、壁が梁の役目となって、ここまでの崩壊は無かったと思います。
この現場でお亡くなりになっている方々がいらっしゃいますので不謹慎かもしれませんが、完成して人が入居す前に倒壊していて良かったのかな、大惨事にならなくてよかったのではと思います。
今回の大地震、建物崩壊は私達不動産開発業者にとっては隣国、他人事ではありません。
後日、事実関係が明らかになった時点で再度検証の投稿をしてみたいです。
より耐震性のある建物を完成できるように再度検証検証を重ねてプロジェクト実施を祖ていかなければなりません。
災害に遭われてお亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げます。
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いつもブログ拝見させて頂いてます。
JTOWERシリーズの耐震についてはいかがでしょうか?
しっかりそのあたりも考えて建てられていらっしゃるとと思いますが、
カンボジア市場も地震対策については、バンコクとさほど変わらないと思うので、さらに谷さんの物件の価値が上がるだろうと感じました!
良いご質問ですね。天災ですので絶対ということは誰にも言えませんが、バンコクの建物のようなあんな酷いことは
私達が建ててきた建物、これからのJタワー3ではありえません。耐震構造です。ご安心下さい。
でも以前から発信してきた危うい脆い建物が現実に遭った災害ということでは驚いています。
神戸のことにちょっと反応。
実は、震災前の東京書籍の教科書では、神戸付近の地質断面図が記載されていて、大きな断層がありました。私が教えていた当時、その図を生徒へ見せて、「断層があるから、将来、神戸って必ず大きな地震が来るよ」と教えていました。それ方10年余りでの震災。卒業生徒なった何人かから、「先生の言ってた通りになりましたね」と言われました。かなり複雑な気持ちでしたが。ちなみに「市」のレベルでは長崎県福江市が日本で一番地震が少ないです。人口が集中している割に地震が少ないのは広島市です。
[…] ミャンマーM7.7大地震でタイ・バンコクの耐震性の無い脆過ぎるビル倒壊 […]