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組織は小さなミスで崩れる !84年前のミッドウェイ海戦~現代カンボジア

こんにちは、ジェット谷です。

日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。

週末、私の思うところをゆるゆるとブログします。

昨日、6月5日といえば、私にとっては少し特別な日です。

1942年6月5日は、ミッドウェイ海戦が始まった日です。

「ミッドウェイ海戦?」と聞き返されることが、日本人の方でも意外と少なくありません。

私にとっては大学時代に論文のテーマとして研究した題材なので、「知らないんですか?」と思ってしまうことも最近は増えました。

私は時々ミッドウェイ海戦についてブログで取り上げていますが、それは単なる歴史検証としてではありません。経営にも、人との駆け引きにも、喧嘩でも(笑)、本当に多くのことを学び、実践してこられた題材だからです。

まず、ミッドウェイ海戦とは、

第二次世界大戦中の1942年6月5日から7日にかけて、中部太平洋のミッドウェー島近海で行われた日本海軍とアメリカ海軍による大規模な海戦です。

日本軍はミッドウェー島を攻略し、アメリカ海軍の太平洋艦隊、特に空母部隊をおびき寄せて壊滅させることを狙っていました。しかし結果は、日本海軍が主力となる正規空母4隻、多数の艦載機、そして熟練搭乗員を失う壊滅的な敗北となりました。

この敗戦によって、日本は機動部隊による大規模な攻勢能力を失い、以後はアメリカ軍が戦局の主導権を握り、反攻作戦へと転じることになります。

※概要はGoogleより引用

戦術や作戦の詳細についてはここでは触れませんが、大組織を運営する上で、上層部の方針や戦略が末端まで徹底されていない場合、ほんのわずかなミスが組織全体に大きな影響を与えることを、この海戦から学ぶことができます。

太平洋戦争開戦からまだ6か月。当時は圧倒的に日本軍が優勢でした。真珠湾攻撃を受けたアメリカ軍は劣勢に立たされ、まだ十分に体制を立て直せていない状況でした。

その中でアメリカ軍は、日本軍の次の攻撃目標がどこなのかを必死に探ります。

すると、日本軍の暗号通信の中で「AF」という地点が頻繁に登場していることを突き止めました。

アメリカ軍は「AFはおそらくミッドウェイだろう」と推測し、ある罠を仕掛けます。

ミッドウェイ島から「ミッドウェイで真水が不足している」という内容を、暗号ではなく平文で送信したのです。

その後、その通信を傍受した日本側の前線基地が艦隊司令部に対して、

AFで真水が不足している

と打電してしまいました。

なんとも愚かなミスです。アメリカ軍同様に「ミッドウェイで真水が不足している。」の平文で良かったはずです。真水不足という情報自体は、それほど重要な軍事情報ではなかったはずです。しかし、「AF」という暗号名と結び付けて報告してしまったことで、敵に作戦の核心を見抜かれる結果となりました。

これは、暗号運用の重要性や情報管理の意味が組織全体に浸透していなかったことを示しています。どれほど優れた戦略や仕組みがあっても、それを運用する人材が理解していなければ意味がありません。

大組織においては、一人の小さなミスが組織全体の命運を左右することがあるのです。

これによってアメリカ軍は、「AF=ミッドウェイ」であることを確信します。そして日本軍を待ち伏せし、海戦を勝利へと導いたのです。

大組織や大人数で動く場合、関係者が関われば関わるほど、意思疎通が徹底されていない末端でミスが起こります。そして、そのミスに組織全体が気付かないまま進んでしまうことがあります。

その結果が、時として致命的な損失につながる。

ミッドウェイ海戦は、その典型例だと思います。

また、日本軍が優勢な立場にあったからこそ、どこかに油断や緩みが生まれ、徹底性を欠いてしまったとも言えるでしょう。

どれだけ高度な情報戦や秘匿体制を整えても、それを扱うのは結局「人」です。

そして人は、どこかで必ずミスをします。

だからこそ、組織運営においては仕組みづくりや確認体制が重要なのだと感じます。

最近の私の周りのカンボジアでのさまざまな出来事を見ていても、「ああ、これと同じことが起きているな」と感じる場面が少なくありません。

そんなことを、6月5日になるたびに考えさせられます。

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