こんにちは、ジェット谷です。
日本とカンボジアの両国でビジネスを行っているジェット谷が、現地カンボジアから最新情報をお届けするブログです。
少し、今後のカンボジア不動産市場を予測してみたいと思います。
予測というほど大げさなものではなく、ご近所の不動産開発状況を紹介すると言った方が正確かもしれません。
しかし、首都プノンペンの中心地ですから、その意味は決して小さくないと思います。
私は、不動産市場を見るうえでは、マクロ的な分析も大切ですが、ミクロ、つまり地域や近隣エリアの状況を細かく観察する方が、実態がよく見えてくると考えています。
今回は、私達の「Jタワー2コンドミニアム」の周辺を見てみます。
まず、53階建てのオフィス&ホテルの大型プロジェクトです。
現在、建設工事は完全に停止しています。
中国系のカンボジア国籍取得者で、カジノ事業に関係し、特殊詐欺事件への関与も取り沙汰されている人物のプロジェクトと聞いています。
本人も逮捕されたとの情報がありますが、詳しい経緯までは確認していません。
いずれにしても、現在の工事状況を見る限り、このまま中途半端な状態で長期間放置される可能性もあるのではないでしょうか。
金色のガラスサッシが目立つ建物ですが、2008年に着工し、その後プロジェクトが頓挫、長年にわたって未完成のままプノンペン中心地に建っていた「ゴールドタワー」を思い出します。
第二のゴールドタワーになってしまうのでしょうか。
このビルの西側にも工事現場が見られますが、先ほどのプロジェクトと関係がある建物なのかどうかは分かりません。
また、モニボン通り沿いには、大きな更地が2か所あります。
何がが建つのか?いつからか?許可・ライセンス待ちか?市況に応じて様子見か?
モ二ボン通りと言えば、

モニボン通りからも、私達の「Jタワー3コンドミニアム333mスーパートーレスト」の工事進捗が見えるようになってきました。
工事は順調です。
さて、最近着工したプロジェクトもあります。
モニボン通りと毛沢東通りの交差点角では、ペンフーグループによる商業施設の建設が進められています。
ペンフーグループといえば、カンボジアでは高級住宅地の開発で知られる最大手デベロッパーです。
しかし、私が知る限り、商業施設に関しては、プノンペン市内では大小3つの商業施設を建設していますが、いずれもまだ完成していません。
中には、建設開始からすでに5年ほど経過している施設もあります。
事情は分かりませんが、イオンのような大型商業施設を計画していることから、市況を見ながら開発時期を調整しているのかもしれません。
この交差点の商業施設も、今後どうなるのか?いつごろ完成なのか?
このように、私達のご近所だけを見ても、工事が順調なプロジェクトもあれば、工事が頓挫したプロジェクト、完成が遅れているプロジェクト、そして新たに進められているプロジェクトが混在しています。
さらに、プノンペン市内の大型注目プロジェクトの中にも、発表や着工式が行われたにもかかわらず、いつまで経っても本格的な建設工事が始まらないものがいくつかあります。
私が知る限りでも3プロジェクトあります。
なぜ着工できないのでしょうか。
資金調達の問題なのか、事業者の信用力の問題なのか、あるいは建設許可や各種ライセンスの問題なのか。
許可・ライセンス取得の遅れについても、認可料や保証金などの資金を用意できないことが原因となっている可能性があります。
理由はいくつか考えられますが、外部からは実情が分かりません。
ただ、華々しく着工式を行ったにもかかわらず、肝心の建設工事が始まらないという状況が続けば、当然ながら購入者や投資家の不安は大きくなるでしょう。
すでに購入者から、プレビルド段階での代金の支払いが始まっていれば、なおさらです。
ちなみに、カンボジアでは消費者保護の観点から、不動産開発・販売に必要な許可やライセンスが定められており、必要な許可を取得せずに購入代金を集める行為は、法令違反となる場合があります。
これが2027年に入っても変わらなければ、いくつかのプロジェクトでは大きな問題が表面化する可能性もあると私は見ています。
さあ、今後の動きをじっくり見ていきましょう。
私が注目しているのは、次の2つです。
本当に建設が進むのか疑念が残るプロジェクト。
そして、着実に建設工事が進捗しているプロジェクト。
同じプノンペンの不動産開発でも、その違いは今後ますます明確になってくるのではないでしょうか。
不動産開発は、発表や着工式ではなく、実際に工事が進み、完成し、引き渡されて初めて評価されるものだと私は考えています。
『カンボジア不動産チャンネル』YouTubeのチャンネルでもご一緒に是非御覧下さい。チャンネル登録もよろしくお願い致します。
読者の皆さん、いつも応援ありがとうございます。
ランキング参加していますので下記アイコンをポチッとして頂ければ更新の励みになります。







お疲れ様です。
不動産業においては、マクロよりミクロ、よく分かりますました。
カンボジアに投資できるかどうかは、チャイナの筆頭子分であるカンボジアに、チャイナ経済の崩壊がどれほどの深刻な影響を与えるのか、だと思っています。
まずは、為替から眼を離せません。