小市琢磨氏の投稿を拝見し、非常に驚かされました。
「カンボジア館においては、部外者を『排除』し貸切にするご対応をいただき、快適な訪問となりました。」(小市琢磨氏)
この「排除」という言葉に強い違和感を覚えます。
確か小市琢磨氏が万博会場に来場されたのは、10月1日朝9時から10時の時間帯だったはずです。
閉幕を目前に控え、連日20万人を超える来場者で賑わっていた時期に、来場者を「排除」して「快適」と表現するのは、根本的に万博の理念を取り違えています。このような他者を見下す言葉は良識がある人からは出ません。
本来であれば、
「混雑時に所用のため1時間来館をお断りしました。誠に申し訳ありませんでした。」
といった説明が自然でしょう。
特別扱いと誤解
また、小市氏は車でパビリオンまで案内されたことを「特別扱い」として誇らしげに発信されていますが、それは半身不随という障害への理解と配慮であり、特権ではありません。
その配慮を当然の特権のように捉える姿勢には、他者への敬意が欠けているように思えます。
スタッフの見学禁止に関して
さらに小市氏は次のようにも書かれています。
「パビリオンで物販業務や清掃業務を行うスタッフは見学する事は認められていません。」
確かに規約上はそうした規定があります。しかし、実際には多くのパビリオンが柔軟に対応しており、職務や来場者の妨げにならない範囲で見学を許可していました。
私の知る限り、カンボジア館でもスタッフの見学を特に禁止してはいません。
むしろ「見ていただけること」に感謝していたはずです。
清掃業務を行うスタッフの方が見て頂いても私は違和感を感じない。むしろ、炎天下で会場を綺麗にしてくれて感謝、来場してくれてありがとうです。どうしてそこで職務で差別するのか理解できない。
開幕時は万博への来場者が伸びずに関係者が各パビリオンを回っていた、来場者を呼び込みするなどの努力をしていました。スタッフのパビリオン入場を控えるように通達があったのは7月夏休みに入ってからです。
「万博のカンボジア館の日本側の折衝は全て俺がやった」と言っていた小市氏が、こんなことも知らなかったとは不思議ですね。
アメリカ館の例
「アメリカ館は見学が認められていない」との発言も誤りです。
実際、アメリカ館では開館前にスタッフのための見学時間を特別に設けており、おもてなしの精神が徹底されていました。

これこそがアメリカ館のテーマ「Together(共に)」一生にやろうというテーマの体現でしょう。
小市琢磨氏の姿勢について
小市氏のSNS投稿から見えるのは、「自分は特別」という意識と他者を見下すような発言の数々です。
そのような心構えがあるからこそ、「排除」という言葉が軽々しく使われるのではないでしょうか。
「もし誰かが『脳梗塞で右手で箸も持てない、杖をついて歩く人は迷惑だ』と言ったら、あなたはどう感じるでしょうか?」
この問いを、小市氏自身に投げかけたいと思います。
万博の本質とは
万博は、国籍や人種、立場を超えて協力し合う場です。
各国の代表、スポンサー、アルバイト、ボランティアが力を合わせて運営され、成功裏に幕を閉じました。
そこには差別や特権意識、他者を仕事で見下だす感性はありません。
小市氏がその理念を理解できなかったのは、わずか一日だけの表面的な関わりにとどまったからだけではありません。普段のSNSの投稿からも見え隠れする差別意識が万博にも出たということです。
その意味で、万博の精神から最も遠い立場にいたのは小市氏自身だと言わざるを得ません。
私利益優先の姿勢
小市氏は自身の関係企業の商品を「評判」として紹介していますが、そうした行為こそ公私混同です。
私自身、来場者から小市琢磨の関連商品の質問を受けた際には、個人の利害ではなくカンボジア館と万博全体のために誠実に対応してきました。
小市琢磨氏が如何なる仕事をカンボジア館でしてきたのか私は分かりません。しかしメディアの仕事で関わったというのなら、良い仕事をしたのなら、そこには私は敬意を払えます。
結論
小市琢磨氏の行動と発言は、万博の理念「共生」とは相反するものです。
また、日本人会長としての品格にも欠ける振る舞いだと感じます。
今期で会長は辞するとありますが、今後は立場ある方として、自身の発言が与える影響を自覚し、他者への敬意を忘れないでいただきたいと思います。
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関係者に限定させて頂いた、とかいくらでも言葉はあります。
普段からそう思ってるからあんな文章になるのでしょうね。
まずはカンボジア日本人会会長をおりてもらい、驕った気持ちを変えて頂くしかありません。小人は偉くなるべきではありません。
驕った気持ち という自覚は無いので(したくないので)難しいですね
単に基礎学力と常識の無さです。
深掘りは止めましょう!
[…] 万博カンボジア館を貸切して「排除して快適」と投稿して非難殺到の小市琢磨 […]
「排除」という言葉を使うこと自体が、デコイ小市の思考限界を示していますね。もちろん、排除の対象が谷さんを示していることは明確ですが。ただ、哀れ!
自己愛性人格障害は「理想の自分」という妄想の中に生きているため、その妄想を自分自身で信じ切るために周囲を操作します。それが対人関係におけるトラブルの原因になりますが、本人は自己陶酔を得ることに必死なので自分が嘘を言っている自覚すら無いと言われています。
と、ザビエル氏は書いていますが、氏やデコイ小市氏に共通していることでは?自己分析が巧みです!!
小市氏に限らず誰にでも言えることですが、過去に悪いことをしたのであれば、その罰はきちんと受けるべきです。ましてや日本人会会長になって、普通の日本人の方が受けられないものを受けられる立場であれば、なおさらきちんと責任を取ってから、日本人会会長の職務を遂行するべきです。日本人会会長の立場を退いてからでも遅くはありませんので、きちんと責任を取られてから余生を送られるべきです。