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カンボジア情報

カンボジア不動産の面積表示を正しく読み、価格判断が重要! Gross面積とNet面積、その差30%!

こんにちは、ジェット谷です。

日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。

カンボジア不動産市場では、新規プロジェクトの発表が相次いでいます。

その中で、多くの方が気にされるポイントの一つが「販売価格」です。

広告で

$1,xxx~$2,xxx/㎡

と表示されているのを見ると、「比較的良い価格帯だな」と感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、ここで日本人投資家・購入者が特に注意すべき重要なポイントがあります。

カンボジア不動産の面積表示には、グロス表示(Gross)ネット表示(Net)があります。

  • ネット表示(Net Area)

     専有部分(実際に住んだり使ったりする室内面積)

  • グロス表示(Gross Area)

     建物全体の面積を按分した広さ(共用部分・管理共益費対象部分なども 含む)

です。

これは カンボジアだけの特有表記ではなく、国際的にある面積表示の考え方 です。

ただし、国や市場ごとにどう使われているか・どこまで含めるかの「解釈」や「慣習」に違いがあります。

契約・比較で重視 広告でよく見る表示
カンボジア 両方確認必須 Gross & Net 両方
シンガポール Net重視 Net重視
マレーシア Built-up(建築面積) / Net Built-up
タイ Net 重視 Net 重視
ベトナム Net 重視 Gross & Net 両方

東南アジア全体で不動産面積表示を比較してみました。

カンボジア以外の国は、最終的な契約・登記ではNet面積が重視されています。

広告段階で Gross & Net 両方を併記するケースは、㎡単価を安く見せるためという販売上の意図がある場合が少なくありません。

今回確認した広告では、**GrossとNetの乖離が約30%**もありました。

  • 134,420ドルの物件

     Gross:80㎡(1,680ドル/㎡)

     Net:55㎡(2,444ドル/㎡)

  • 455,000ドルの物件

     Gross:190㎡(2,394ドル/㎡)

     Net:130㎡(3,500ドル/㎡)

広告上では

「$1,xxx~$2,xxx/㎡」

と見えますが、**Net換算では2,400~3,500ドル/㎡**となります。

この水準になると、「正直、高いな」と感じる方も多いのではないでしょうか

(※立地や品質は考慮していません)。

参考までに、私たちの

Jタワー3 コンドミニアム 333スーパートーレスト

77階建て・69階部分は、

  • Net:178㎡

  • 価格:413,000ドル

  • 単価:約2,320ドル/㎡(売却済)

です。

私たちの価格が安過ぎたのか、市場価格がすでに 3,500ドル/㎡まで上昇しているのか

あるいは他社新プロジェクトが単純に割高なのか――

それは投資家の皆様それぞれの判断になります。

仮に市場価格が1,000ドル/㎡も上昇しているのであれば、私達の既存オーナーや購入者にとっては喜ばしい話です

ちなみに、私たちのプロジェクトでは過去も現在もGross面積表示は一切行っていません

すべて Net面積表示のみです。

私個人の意見としては、

Gross & Net併記による㎡単価表示は、販売時の“分かりにくい演出”に近いものだと考えています。はっきり言ってイカサマですね。

日本なら宅地建物取引士による「重要事項説明」があります。

海外不動産は日本の宅建業法適法外です。販売者がきちんと説明しているかどうか分かりません。

さらに注意すべき点として、

上記他社新プロジェクトの物件の月々管理費はGross面積を基準に請求されます。

重要なことは以下の2点です。

  • 実際の契約書および登記記載内容を必ず確認すること

  • 外国人が購入する場合、面積の定義・範囲・単位の確認は将来トラブル回避のために不可欠

です。

 

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