こんにちは、ジェット谷です。
日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。
2026年6月13日の週末土曜日、2026年度カンボジア日本人会会長に就任された手束耕治氏に、私たちのJタワー2コンドミニアムへお越しいただき、意見交換の場を持たせていただきました。
今回の会合は、先々週に日本人会元役員の方のご尽力により実現したものです。
私は手束氏とは今回が初対面でした。
正直なところ、お会いする前は前会長時代の方針をそのまま引き継いだ人物なのではないかという印象を持っていました。しかし実際にお話ししてみると、明るく紳士的な方で、終始スムーズに意見交換を行うことができました。
手束氏からは、2026年度の新体制において、旧体制からの改革を積極的に進めていきたいとの考えが示されました。
新たな取り組みとして、日本人コミュニティー向けの情報発信を目的としたFacebookページの開設をされています。また、透明性向上のため、多くの方が疑問を抱いていた収支報告についても、インターネット上で公開していく方針とのことでした。この点については、ぜひ有言実行を期待したいと思います。
私からは、日本人会員の皆様から多く寄せられていた声として、「日本人会と連絡が取れない」「返信がない」「どこへ相談に行けばよいのか分からない」「前会長がシェムリアップの自宅へ呼びつける」といった非常識とも言える対応が行われていたことなどをお伝えし、改善の必要性について意見交換を行いました。
現代ではインターネットやオンライン通信が発達しており、必ずしも事務所が必要な時代ではないかもしれません。しかし、「日本人会」という組織としての拠点は依然として重要だと考えています。実際、数年前には日本カンボジア協会が事務所を開設した例もあります。
そのため、日本人コミュニティーのお役に立てるのであれば、Jタワー1またはJタワー2のオフィススペースを無償で提供する用意があることをお伝えし、役員会でご検討いただくよう提案しました。
これは決して特別なことではありません。
私は現在日本人会の会員ではありませんが、日本人として、また日系企業として、この程度の支援であればいつでも協力したいと考えています。おそらく、カンボジアに進出している多くの日系企業も、日本人コミュニティーの発展のためであれば同じ思いを持っているのではないでしょうか。
一方で、前会長時代については、支援を控えたい、あるいは関わりを持ちたくないと考えていた方々が多かったです。
実際、前会長時代には日本人会の会員数が約1/4に大幅に減少しているようです。数字は現実を示す一つの指標でもあります。前会長にNOを突き付けていたことになります。
前会長時代の前会長で生じたさまざまな問題については、手束氏も十分に認識されているようでした。
私たち、前会長時代に被害を受けたと考える日本人や日系企業としては、当時の運営について総括を求めたい気持ちもあります。しかし、現在私が東京地方裁判所に提起している訴訟において、前会長の経歴詐称、児童買春、児童手当不正受給などの事実関係について司法判断が示された後に議論するべきだとの認識で一致しました。
過去を検証することも重要ですが、現在そして未来に向けた課題にも目を向ける必要があります。
特に、日本人学校および日本人補習校の充実は重要なテーマです。中学生教育の質を日本国内と遜色ない水準へ高めること、また日本人に限らず、日本にルーツを持つ子どもや日本について学びたい子どもたちに対して、補習校の門戸をより広く開放することも検討すべき課題ではないでしょうか。
日本人が現地に長期的に定着し、家族で安心して暮らせる環境を整えるうえで、子どもの教育は極めて重要な要素です。実際に、子どもの教育環境を理由としてカンボジアから撤退した、あるいは他国への移転を決断した企業やご家庭の話を、私はこれまで数多く見聞きしてきました。
日本の義務教育期間において質の高い教育を提供できるかどうかは、日本人学校や補習校の充実度に大きく左右されます。そして、その教育環境の整備は、カンボジアへの日本人駐在員やその家族の受け入れだけでなく、今後の日系企業の進出や投資判断にも大きな影響を与える重要な要素であると考えています。
また、日本人学校には移転計画があるようです。私は計画そのものに意見する立場ではありませんが、移転により施設環境が良くなることには同意です。しかし、日本人学校に外資が関与する点については、運営面や安全面において将来的に大きな影響を与える可能性があるため、慎重に進めるべきではないかという意見もお伝えしました。
短い時間ではありましたが、新体制に対して期待を持てる内容の会合だったと感じています。
今後は、前会長時代のように会長個人の意向によって日本人コミュニティーが分断されること、日本人学校の入学可否がされることがない運営が求められます。
私の記憶が正しければ、日本人会の規約は会員・非会員を問わず日本人コミュニティー全体を対象とする趣旨だったはずです。その原点に立ち返ることが重要だと思います。
カンボジアで暮らし、働く日本人が安全で安心して活動できる環境づくりを支援することこそ、日本人会の本来の役割ではないでしょうか。
日本人会が本来の役割を果たし、日本人コミュニティー全体のために活動する組織となれば、会員・非会員の垣根を越えて、多くの個人や企業が自然と応援するようになるのではないでしょうか。私自身もその一人として、できる協力は惜しまないつもりです。
※前会長=小市琢磨
前会長小市琢磨の14歳児童買春は、カンボジアだけでなく、国境がない犯罪です。
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前会長の時代には、「絶対に入会したくない」「関わりたくない」と感じて退会された方が、実際に多くいらっしゃいました。
今になって振り返ると、何者でも無かった経歴詐称の人物が、身の丈に合わない役職に就いていたのであれば、人が離れていくのも当然だったのだと納得できます。