こんにちは、ジェット谷です。
日本とカンボジアの両国でビジネスを行っているジェット谷が、現地カンボジアから最新情報をお届けするブログです。
本題に入る前にですが、まず、私は為替の予測はしません。
そんな立場ではありませんし、そもそも為替の予測など誰にもできないと思っています。今こうして書いている矢先に、逆の動きになることだって十分あり得ます。それだけ為替を予測するのは難しいということです。
ただ、流れとしては、途中でアップダウンを繰り返しながらも、円安方向に向かっているように感じています。
日本の税収は84兆円と3年連続で過去最高を更新し、大企業の業績も好調です。GDPも伸びています。こうした背景には、円安が大きく後押ししている面もあります。
もちろん、数年前のデフレ時代と比べれば物価はかなり上がりました。しかし、時間はかかるでしょうが、所得も少しずつ上がって追いついてくのではないでしょうか。
そう考えると、日本全体としては円安を歓迎すべき側面もあります。
一方で、円安による物価高ばかりが先に生活へ影響し、その恩恵が十分に実感できていない方も多くいます。所得がなかなか追いつかない中で、円安に批判的な声が出るのも理解できます。
ただ、現在163円前後という水準から130円まで戻ることを前提に考えるのは、私は少し無理があるように思います。
170円、180円という見方をする人もいます。
もちろん、これも誰にも分かりません。
2011年に1ドル75円だった頃には、「50円まで行くのではないか」と言われていました。当時も予測はさまざまでしたし、結局は誰にも分からなかったのです。
私が言いたいのは、為替がどうなるかではありません。
資産を持っているか、持っていないかで、これからの格差がますます広がってしまうということです。
円安が進めば、建設費もさらに上がります。不動産価格も上昇していくでしょう。
資産を持っている人は円安の恩恵を受けることができます。しかし、持っていない人は物価高の影響を受けるだけになり、生活は苦しくなってしまいます。
分かりやすく言えば、日本では「円安で物価が高くなって大変だ」という話をよく耳にします。しかし、カンボジアで生活している日本人同士の会話では、「円安で大変だ」という話はほとんど出てきません。
なぜなら、ドルで収益を得ていたり、ドル資産を持っていたりする人は、円換算では資産価値が増えているからです。
円安を苦々しく思う方がいる一方で、ドル資産を持っている人は、円換算では資産が増え、これからもドル収益が入り続けます。
私はカンボジアへ進出して13年目になります。
私や私たちの事業に参加していただいた方は、ドル資産だけを見ても50%以上資産価値が膨らんでいます。
現在の163円という水準が本当に適正なのかは分かりません。
しかし、円高になることを期待して待ち続けても、2011年の75円まで戻るとは考えにくいと思っています。
75円を例に出すと言うと極端に聞こえるかもしれません。しかし、当時75円を見ていた人、投資をしていた人の中には、100円になっても、120円になっても「高くなった」と思い、投資に踏み切れなかった方が少なくありません。
実は相場というのは、そういうものです。
「今より下がる」と思えば、いつまでも待てばいいです。しかし、思い通り下がれば、「もっと下がるのでは」と思いも変化してくるでしょう。
逆に、170円、180円という可能性もあると考えるのであれば、今というタイミングは決して悪い時期ではないとも言えます。
ただ、私たちが扱っているのは株でも先物でもありません。
現物の不動産です。
仮に購入後、円高へ振れて、円換算では評価額が下がることがあったとしても、直結して不動産価格が下がる事でもなく、不動産そのものは残りますし、ドルで家賃収入などの収益も入り続けます。
円ドルの目先の損得だけで判断することが、本当の意味での資産形成の損得なのか。
私は、その視点でも考えることが大切だと思っています。
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