こんにちは、ジェット谷です。
日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。
私達、外国人、外資企業が、カンボジアで仕事をさせてもらっている立場ですので、同国の政治について語ることは控えるべきが私の基本的な考えです。
しかし、今回は重要な閣僚の入れ替えで、日本の皆様にもカンボジアという国を知って頂きたいと考えて、さらっとご報告させて頂きます。
2024年11月20日、フン・マネ首相により、ソク・チェンダ・ソフェア氏の後任として外務・国際協力大臣兼副首相としてプラク・ソコン氏を選出しました。
昨年7月の総選挙で、首相がフン・セン氏からフン・マネ現首相に代わり、同時に全閣僚が若返りで刷新されました。
カンボジアが抱える外交問題は、アメリカとの緊張が続いていることです。
カンボジア、タイ湾に面するリアム海軍基地が中国軍の軍事利用の計画がされているとアメリカから疑惑を持たれてから緊張が続いています。
また、最大輸出相手国の米国とは、2020年12月末で一般特恵関税制度(GSP:Generalized System of Preferences)が失効しており、発展途上国としての優遇無税が撤廃している現在、大統領就任後にアジア諸国に関税を引き上げることを言及して再選したトランプ元大統領が2025年1月から就任すること。
アメリカとの緊張を緩和して友好的関係を継続するために、トランプ大統領と良好な関係が作れることが期待されている経験豊富なプラク・ソコン氏が外務大臣兼副首相に1年ぶりに再就任となりました。
カンボジアでは中国からの投資が世界最大で中国色が濃い国と見られています。
あくまでも私見ですが、必ずしも全面的に中国側を信頼、依存していることもなく、アメリカとも良好な関係を保ち、両国の間の外交、国の運営が見られます。
中国色だけが濃いわけではないのでは。。。
言い換えれば、したたかな、上手くバランスを取っているなと感じています。
これは私達がカンボジアで投資、事業を行う際にも重要なことです。
あくまでも私見です。
これ以上は経済人の私が言うは差し控えるべきだと思います。
以上、カンボジアの新しい閣僚人事のご報告でした。
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