カンボジアと聞いてまず思い浮かぶのは、やはり世界遺産アンコールワットでしょう。
一方で、かつての負のイメージといえば「地雷」や「大虐殺」でした。
しかし近年では、「オンライン詐欺」や「特殊詐欺の拠点」といった新たな負の側面が注目されています。
国際犯罪への対応は、カンボジアの国際的信用が問われている大きな問題です。
フン・マネット首相とFBI長官が電話会談を行いました。
報道(クメールタイムズ)によれば、カンボジアと米国は人身売買、麻薬密売、サイバー犯罪、金融犯罪などの国際犯罪対策において協力を強化することを再確認したとされています。
しかし、FBIが関与しているのは単なる外交儀礼ではないという見方もあります。
アメリカ側は、「カンボジア政府がどこまで捜査協力を進めるのか」、あるいは「Princeグループ創業者・陳志光氏を守るのか切るのか」を見極めようとしている、という指摘もあります。
いずれにせよ、カンボジアが直面する重大な課題の一つであることは間違いありません。
もう一つ注目すべきは、カンボジアとタイの国境問題です。
カンボジアは、タイとの係争国境地域からの重火器と装備の撤去の第一段階の実施を開始しました。
両国はASEAN監視チーム(AOT)の監視・検証のもと、係争地からの重火器と装備の撤去を段階的に実施する合意の下です。
この合意は、10月26日にフン・マネット首相とタイのアヌティン首相が署名した「クアラルンプール共同宣言」(マレーシアのアンワル首相と米国のドナルド・トランプ大統領立会い)に基づくものです。
撤去は3段階で実施される予定です。
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第1フェーズ:11月1日〜21日
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第2フェーズ:11月22日〜12月12日
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第3フェーズ:12月13日〜12月31日
すべてAOTの監督の下で行われます。
また、共同宣言には「紛争後に不法に拘束されたカンボジア人兵士18名の即時解放」も含まれていました。

しかしその後、タイ政府と軍は条件を拡大し、カンボジア側に4つの要求を履行するまで釈放しない姿勢を示しています。現在も解放には至っていません。
タイは、国家間の約束を履行できない。政府が軍を十分に統制できない。
このような現状では、タイに対して信頼を置くことは難しいでしょう。
果たして両国は本当に、和平履行・国境開放・経済交流の再開へと進むことができるのか。
今後の動向に注目が集まります。
国際犯罪とタイとの和平、カンボジアが解決しなければならない重要問題です。
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