こんにちは、ジェット谷です。
日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。
週刊モーニングで隔週連載されている『社外取締役 島耕作』(弘兼憲史)を毎回楽しみにしています。先週金曜日には単行本8巻も発売され、週刊で読んでいるにもかかわらず、購入して読み返しました。
巻末には、弘兼憲史氏の印象的な言葉が掲載されていました。作品中の登場人物に触れながら、
『人間というものは、自分の立場を自覚するとガラリと変わる動物なのだ。』
と述べています。
まさに「覚醒」という言葉が当てはまるのかもしれません。
覚醒と言えば、小泉進次郎防衛大臣も覚醒した人物と言われている人です。
就任前には様々な評価がありましたが、現在は日本の安全保障という重責を担う立場として、以前とは違った印象を受けます。国土防衛に関する答弁にも、責任を背負う立場としての重みと頼りがいを感じる大臣であります。
立場が人を作る。
弘兼氏の言葉を読んでいると、そんなことを考えさせられます。
さらに弘兼氏は、
『組織の中でも、自分が責任のある立場に付くことになると、人が変わったように働くようになるというケースは珍しくない。』
とも書いています。
非常に深く突き刺さります。
職場において重要なのは、自分自身が「責任を負っている」という自覚を持てるかどうかです。
大学時代、就職活動の面接で「自分の長所は責任感があることです」と言うのは避けた方がいい、と先輩たちからよく聞かされました。
「社会人で責任感があるのは当たり前だろう」
と面接官に返され、かえって印象が悪くなるという理由でした。
確かに、「責任感」は社会人として当然求められるものです。
しかし、弘兼氏が語っている「責任」とは、単なる真面目さではなく、
- 自分が会社や組織から何を求められているのか
- その期待に応えられるか
- 自分の役割を果たそうとしているか
ということなのだと思います。
ちょうど私たちの職場でも、同じようなことを考える場面があります。
仕事は「教育」「訓練」「責任」の3つが揃って初めて成り立つものだと感じています。
いくら教育や訓練を重ねても、本人が責任を自覚できなければ、組織の中で十分な力を発揮することは難しい。
先月から、私の職場ではそんな話をする機会が何度も続いています。
もちろん、現代の日本では、厳しい言い方やストレートな指導は「パワハラ」と受け取られる可能性もあります。
そのため、伝え方や配慮が以前以上に求められる時代になったと感じます。
一方、現在のカンボジアでは、仕事に対して前向きで、「頑張って成長したい」という意欲を持つ人材が多く、日本の昭和時代のような熱量を感じることがあります。
だからこそ、こちらも比較的ストレートに伝えています。
限られた戦力の中で組織を運営する以上、足りない部分は育て、高めていかなければなりません。
もちろん、働く人のパーソナリティーや個性は大切です。
しかし、責任を持って仕事に向き合うという価値観を共有できなければ、同じ職場で一緒に働き続けることは難しくなってしまいます。
弘兼氏は、
『少々ダメな人間でも。。。』(弘兼氏)
という表現も使っています。
漫画だからこそ許される表現かもしれませんが、『ダメな人間』という表現も許されなくなってきている社会、組織です。しかし現実の組織では、「責任を持てない人」とどう向き合うかは、常に難しいテーマです。
教育や訓練だけでは埋められないものがある。
最終的には、本人自身が「責任ある立場」をどう受け止めるか。
それこそが、組織における永遠の課題なのかもしれません。
最後に、ブログを書きながら、ふと思うことがありました。
『課長 島耕作』から始まり、40年以上も続いている作品ですが、振り返ってみると、島耕作は社内恋愛ばかりしている会社員人生でもありました。
現実の会社で考えれば、仕事はできても、ある意味では「問題社員、ダメな社員」だったです(笑)。
しかし、それでも課長、部長、取締役、そして社長へと立場を変えながら成長していった。
結局のところ、「立場」が島耕作を作ってきた、とも言えるのかもしれません。
『カンボジア不動産チャンネル』YouTubeのチャンネルでもご一緒に是非御覧下さい。チャンネル登録もよろしくお願い致します。
読者の皆さん、いつも応援ありがとうございます。
ランキング参加していますので下記アイコンをポチッとして頂ければ更新の励みになります。










とても考えさせられるブログでした。
次はさすがに 隠居 島耕作はないでしょうね。