こんにちは、ジェット谷です。
日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。
昨日2025年6月13日午前0時よりカンボジア国内でインターネットが完全ではないですが不通になる状態が、私が受けた感じでは夕方17時くらいまで続きました。
メール、SNS等は利用できたりできなかったりで、ABA銀行のスマホQR決済は使えない時が多く、日本の銀行のインターネットバンキングは全く使えない状態でした。
原因は、2025年5月28日、タイとカンボジア国境の村テチョ・モロコット村でタイ軍のカンボジア軍駐屯地に向けて発砲事件(カンボジア兵1名死亡)で両国の関係が激化している事です。

事件後、タイ側はバッタンバン州にあるカンボジアとタイの国境に国境検問所を一方的に閉鎖。カンボジア側も2025年6月13日から国境ゲートを完全閉鎖すると発表。
タイ国側はカンボジアへの電力とインターネットの供給停止を求める圧力をかけ、12日深夜より実施した模様。
カンボジア フン・マネ首相は、「タイ側が供給を停止するかどうか、いつ停止するかを決める際に遅延や混乱が生じるのを避けるため、カンボジアは独自に電力とインターネットサービスの提供を確保することを決定した。カンボジアが現在自給自足でサービスを提供できる能力がある」と発表。
電力は影響はなかったですが、インターネットは昨日夕方17時頃くらいまでは影響が出ていました。
首相は関係省庁や政府機関に対し、状況を注意深く監視し、将来的に他の重要なサービスが脅かされる場合に備えて緊急対策を準備するよう指示。
カンボジア人民党議長で上院議長のフン・セン元首相は、タイ大使館、タイ企業、あるいはカンボジア在住のタイ国民に対する抗議活動といった過激な行為をしないよう呼び掛けています。
以上、報道から上記の状態です。
タイ国側は軍の統制が十分に取れていない状態であるようです。
事態の推移を冷静に見守っていかなければならない状況です。
両国の事態がこれ以上悪化しないことを祈るばかりです。
しかし、まるで2014年にロシアがクリミア半島を併合した際のウクライナ本土経由のインターネット接続を遮断したこと同じです。インターネットはライフラインと同じです。
危機管理の欠如は事態が発生した時になって初めて分かります。
我が日本国も大丈夫か?
現在、米価、米の供給で騒いでいる日本です。食糧管理の欠陥が現れています。
島国日本、本当の有事になった場合、どうなのか疑問ですね。
カンボジアの出来事は決して他所事ではありません。
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カンボジアが一番周辺国に助けられているのだが。