こんにちは、ジェット谷です。
日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。
日曜日なのでゆるゆる記事です。
金曜日は日本小料理『縁』さんで食事でした。
美人ママさんが経営する、アットホームでリーズナブルな価格の小料理屋さんです。最近は新しいお店の紹介が多いですが、ここは長年地元に愛されてきたお店。素通りしてはいけない一軒です。
そしていつも来店翌日にはお礼のメッセージを頂きます。
また行こうの気持ちになりますね。
この謙虚さ経営姿勢は、簡単そうでなかなかマネができないです。
なんと営業12年。カンボジアで10年以上も事業を続けるというのは、本当にすごいことです。
「10年続いた」と言葉にするのは簡単ですが、実際には並々ならぬ努力と工夫があってのこと。簡単な道のりではありません。
私が初めてこのお店に来たのは2013年9月。カンボジアに初めて訪れたのはその前月の8月でした。
今でこそ街は発展していますが、当時この辺りは真っ暗で、初めて『縁』に到着した時は正直ちょっと怖かったのを覚えています。
今回ママさんとお話して知ったのですが、『縁』のオープンは2013年7月とのこと。
私がこのお店を知ったのは、ある方に連れてきていただいたのがきっかけでした。その方が初来店したのはオープンの翌月、8月。
「誰に紹介してもらったんですか?」と記憶をたどってもらいますと──
『藪本雄登氏だ!』
藪本氏は中央大学法学部を首席で卒業された方で、司法試験には合格していないものの、カンボジアをはじめ、タイ、ラオス、日本と幅広い地域で弁護士を雇用し、法律事務所を経営されています。
最近では近代アートの収集や作品展の開催など、法律以外の分野での活動もSNSでよく見かけます。正直、何をされているのかよく分からない面もあります(笑)
法律事務所のwebサイトを見ると、「2024年 神戸大学大学院法学研究科 非常勤講師」の肩書もお持ちのようです。
正直なところ、素人目線では「司法試験に合格して弁護士資格を持っていた方が説得力あるのでは?」と思ってしまいますが……。
そういえば、以前神戸市議の先生から「藪本さんという方がご挨拶に来られたんですが、カンボジアの話をされていて…谷さんご存じですか?」とご連絡いただいたことがありました。
さて、なぜ『縁』さんの話から藪本氏に話が飛んだのかというと──
私のカンボジア法人「TANICHU ASSETMENT」の法人登記をお願いしたのが、まさに藪本氏だったのです。
まさに“ご縁”ですね。
法人設立の相談の際、「カンボジアでマンションを建てようと考えています」と事業計画を話すと──
「そんなんできるんですか……?」(藪本氏)
(笑)いやいや、思いっきりバカにされてましたね(笑)
数日後、登記が完了して書類を受け取りに行った際には、
「いや〜ファンドは凄い、本当にファンドは凄い、ファンドは凄い〜」(×20回くらい)
と、独り言のように繰り返していました。
「え、私の案件で来てるんですけど……」(笑)
たぶん藪本氏の頭の中には「村上ファンド」や「プノンペン空港前の『菩提樹』プロジェクト」などがあったのでしょう。
「自分はそんな大きな案件を扱ってる法律家なんだぞ」と言いたかったのでしょうね。
それに比べて、「TANICHU?谷?なにもん?……ゴミ?」そんなふうに思っていたのでしょう。
ストレートには言えないから、「ファンドが凄い」を連呼して、カンボジア進出したばかりの日本人を見下していたんでしょうね(笑)
(「失礼な奴だな、こいつ……」)
正直そう思いましたが、バカにされるのは慣れていますし、当時はまだ実績ゼロ。登記したばかりの段階でしたから、腹を立てても仕方ない。
結果を出せばいいだけの話です。
先日のブログでも触れましたが、コブクロの万博公式ソング「この地球の続きを」の歌詞にこんな一節があります。
『100年前に笑われていた誰かの夢が今を動かしている』
いい歌詞ですよね。
100年ではありませんが、10年前、私も笑われ、バカにされていました(笑)
では、今はどうでしょうか?
それを評価するのは、私ではなく皆さまにお任せします。
カンボジアに限らず、日本でも10年以上事業を続けるのは簡単ではありません。
私が行っている日本での不動産業も、免許は5年ごとの更新制で、初回更新の(2)まではなんとか残りますが、(3)の更新時には半数以上の会社が消えています。
私の不動産免許はいま(5)です。
若い皆さんへ。
事業を始めたばかりの頃は、きっと笑われたり、バカにされたりすることも多いでしょう。
でも、そんなことは気にせずに、しっかりと先を見据えて、一歩ずつ前へ進んでください。
特にカンボジアの古くからいる日本人はこんなのばかりですからね。
気にせずに!
“笑われた夢”こそが、未来を動かす力になります。
『カンボジア不動産チャンネル』YouTubeのチャンネルでもご一緒に是非御覧下さい。チャンネル登録もよろしくお願い致します。
読者の皆さん、いつも応援ありがとうございます。
ランキング参加していますので下記アイコンをポチッとして頂ければ更新の励みになります。









1番ダメダメな士業の先生、弁護士、おっと弁護士でなかったですね、人です。
士業、先生と言っても顧客いてこそであって、ふんぞり返って客商売など器の小ささが見え隠れしています。10年以上前の話らしいですから今の人なりは分かりません。大学非常勤講師も近代美術も上っ面みたいに感じられ、仰る通り法律事務所経営なら弁護士資格がある方が信用できます。
不動産会社で宅建に合格できず、奥さんか社員に取ってもらっているバカ社長と変わりません。
流石は谷社長です。馬鹿にしていた人間はカンボジアから消えたが事実です。マンゴー若社長など優秀な後輩もたくさん育っています。古くからいる日本人にいじめられないように谷さんが守ってあげて下さい。
[…] でも事業創業時は、ほとんどの人が笑われてきたのではないでしょうか?少なくとも私はそうです。 […]