ランキング参加していますので下記アイコンをポチッとして頂ければ更新の励みになります。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ

カンボジア不動産情報

『10年後の購入価格で買取???』こんな買取保証物件は要注意!カンボジア不動産

こんにちは、ジェット谷です。

日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。

海外不動産を販売するために、開発業者や販売業者はさまざまな『保証』を付けて販売を勧誘してきます。

こちらのスクリーンショットは、カンボジアで潰れたキリロム工科大学を運営していた「A2Aタウンカンボジア」(代表:猪塚武氏 香川県名誉大使)が、2019年11月に日本で開催した『インパクトセミナー』と題するイベントの一場面です。

このセミナーでは、家賃保証付き・買取保証付きの学生寮投資が紹介されました。

(セミナー参加者から提供)

当時、猪塚氏はこのセミナーで、「キリロム事業の解散価値は100億円」と発言しています。このような発言を聞いて、少しでも違和感や疑念を持たなければなりません。

さて、「買取保証付き学生寮」についての説明では、

10年後の購入価格以上での買取保証』

と記載されています。一見すると、「10年後に購入時より高い価格で買い戻してくれる」と誤解してしまいそうですが、文言をよく確認する必要があります。

10年後の購入価格以上での買取保証」とは、「10年後の購入価格『で』」という意味に過ぎません。つまり、購入時の価格で必ず買い取るという保証ではないのです。

この仕組みでは、10年後に不動産価格が上昇していれば投資金は戻る可能性がありますが、価格が下がっていれば、購入時の金額は回収できないことになります。

猪塚氏が将来的な価格上昇を示唆するような説明をしていたかどうかは不明です。

猪塚武氏の説明を聞いて、10年後の価格上昇しているだろうと判断した方もいるかもしれません。

実際の契約内容がどうなっているかは不明ですが、このセミナーで投資を決めた方々は、果たしてこの点を十分に理解していたのでしょうか。

さらに当時2019年11月の猪塚氏は、不動産ライセンスを取得していない状態で販売活動を行っていました。不動産ライセンスを取得したのは、私の告発を受けた後の2020年8月です。

ライセンス未取得の理由として、東京地裁では「この学生寮は不動産の販売ではない」と主張されています。

猪塚武氏のブログでは『販売再開』とあるのですが、何事も二面性のある信用がおけない思考、言動です。

東京地裁でその理由は、「借地に建設した物件をサブリースする事業スキーム」であると説明されています。

キリロム学生寮投資は、買取保証だが、購入時価格買取の保証ではありません

私は、不動産投資は明確で透明なスキームであるべきだと考えています。

たとえ日本人や日系企業が関与していても、海外不動産は日本の宅建業法の適用外です。契約内容を十分に確認し、慎重に投資判断を行いましょう。

参考ですが、現在学生寮はいくらくらいするのか?

2019年のセミナーで購入していたのであれば、あと4年で買取です。5年以上10年未満であれば80%以上で買取です。

首都プノンペンから車で3時間くらい。借地だからハードタイトル(不動産権利書)は発行されません。キリロム工科大学は潰れまして、その後の大学の学生数はどこにも発表されていません。2025年に私達に大学の学生数を公表するなと仮差止の訴訟を起こしてきました(棄却)。通常当然公表されるべき大学の生徒数を何故か公表を嫌がる猪塚武氏です。

生徒数が不明の状態で学生寮としてニーズがあるのかどうかは不明。

リゾート宿泊施設としての利用はあるかもしれませんが、現在の家賃保証に似合う収益を得れるのかも不明。

2023年家賃保証の家賃支払いを遅延すると投資家に通知しています。私がブログで告発したこともあり、無事に遅延未払いなく支払いは行われているようです。

 

カンボジア不動産チャンネル』YouTubeのチャンネルでもご一緒に是非御覧下さい。チャンネル登録もよろしくお願い致します。

読者の皆さん、いつも応援ありがとうございます。

ランキング参加していますので下記アイコンをポチッとして頂ければ更新の励みになります。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です