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カンボジア不動産情報

『コンドミニアムのプール管理』について!海外不動産、カンボジア不動産

こんにちは、ジェット谷です。

日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。

今回は「海外コンドミニアムの管理」、その中でも『プールの管理』についてお話しします。

東南アジアのコンドミニアムの魅力といえば、やはりプール付き物件が多いことですよね。常夏の気候で気軽に泳げる環境は、とても魅力的です。

ただ、普段使っているそのプールがどのように管理されているか――実は、利用者の立場ではなかなか確認できないものです。

もちろん清掃はされているはずですが、水質の管理まで徹底されているかとなると、少し疑問が残ります。中にはデザインは素敵なのに、水の透明度がいまひとつ……という物件も見かけます。

カンボジアの場合、上下水道工事は北九州市が関わっていて、水道水は塩素殺菌が行われており、飲めるほどの水質です。ですが、プールの水となるとそれだけでは安心できません。

日本ではプールの水質について、法律で月に一度の検査が義務づけられています。主な検査項目は以下の通りです。

  • 遊離残留塩素濃度:殺菌力の強い塩素の残留濃度

  • 過マンガン酸カリウム消費量:有機物による汚染の度合い

  • 大腸菌検出されてはいけません

  • 一般細菌:多い場合は水の汚染が疑われます

  • 濁度:水の透明度を示す指標

  • pH:酸性・中性・アルカリ性のバランス

私たちが独自に水質調査を始めたのは、カンボジアの多くのプール管理会社が「pHしか測定していない」現状を知ったからです。

さらに、昨年10月からJタワー2の室内プールを温水化し、水温を25度以上に設定したため、菌の繁殖リスクにも注意が必要になりました。

温水プールを快適に楽しんでいただくためには、やはり「安全で清潔な水質」が絶対条件です。

検査は簡易な方法でできるものから、

特に大腸菌は、発見されたらプールは即利用できません。大腸菌、一般細菌は、サンプル採取して、24時間、菌を繁殖させて有無を調査します。

今月の検査でも大腸菌は検出されず、一般細菌も基準値(1mL中200以下)に対して「わずか5」でした。その他検査も基準値内で、水質は良好で問題なしです。

もちろん「業者に任せればいいのでは?」という声もありますが、私は「信頼はしても、信用はしない」タイプ。データの改ざんリスクもゼロではないため、重要な検査は必ず自分たちで行います。

また、先月からはプールにライフセーバーを配置しました。

これは今年ニューヨークでコンドミニアムを視察した際、どの物件にも必ずライフセーバーがいたことに気づき、「安全管理の基本」と感じたからです。居住者の安全を守るためには欠かせません。

以前から何度かブログでもお伝えしていますが、飲料水の高架水槽の清掃も日本の基準通り、年に1回必ず実施しています。

こうした取り組みは、現地ローカル物件はもちろん、中国系や日系の管理物件でもほとんど行われていないのが現実です。

ですが、私たちは違います。

日本の素晴らしい法定基準は積極的に採用すべきです。「安全で快適な暮らし」を守る責任があります。

そして、先日のブログ『海外・カンボジア不動産で求められる『品質の高い管理』とは?』ですが、物件を建てたオーナー自らが住んでいるので、住人様と「安全で快適な暮らし」を共有できていることは強みでしょうね。

これからも、日本と同じ品質の管理を、海外でもしっかり続けていきます。

カンボジア不動産チャンネル』YouTubeのチャンネルでもご一緒に是非御覧下さい。チャンネル登録もよろしくお願い致します。

読者の皆さん、いつも応援ありがとうございます。

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